ダニに刺された痕が2カ所あると、「これはダニに刺された証拠だ」と言われることがあります。 でも、それって本当にそうなのでしょうか?ダニの大きさや刺し痕の間隔を考えると、一度にできたものではない可能性もあります。
ダニシーズン真っ只中のある日、ふと気づくと2カ所に刺された痕が…。気になって、ダニについていろいろ調べてみました。
ダニに2か所、刺された?ミラクル体験
ある日、右肘の下に2カ所の刺し痕を発見。 そして翌日には、左肘の下にも同じように2カ所の刺し痕が!まるで奇跡のような出来事でした。 刺し痕の間隔は約1cm。これって本当にダニの仕業なんでしょうか?
2カ所はダニと思われる?
左右の肘下に2カ所ずつ刺されるという、まさかのミラクル体験。 そこでふと思ったんです。
も、もしかして…私って…
「あの人、ダニにめっちゃ刺されてるじゃん!」って思われてる?え、なんかちょっと恥ずかしい…。
いつ誰から聞いたのかは覚えていませんが、巷では「刺し痕が2カ所あるとダニ!」という話が広まっているようです。 そんな話、聞いたことありませんか?私もずっとそうだと思っていました。
人を刺さないダニ
✔ ヒョウヒダニ(チリダニ):家の中に多く存在し、死骸やフンがアレルギーの原因になることがありますが、人を刺すことはありません。
✔ コナダニ:乾燥食品や畳などに生息し、繁殖力は高いものの、人を刺すことはありません。
人を刺すダニ
✔ ツメダニ:他のダニを刺して体液を吸う習性がありますが、まれに人を刺してしまうこともあります。
✔ イエダニ:ねずみに寄生するタイプで、ねずみがいないと人を吸血することがあります。比較的大きく、肉眼で見えることも。
もし家の中でねずみの気配を感じるようなら、イエダニが発生している可能性も。 その場合は、まずねずみの駆除を優先することが大切です。
ダニの駆除方法は?
ダニの駆除方法はズバリ!掃除です。
人を刺すツメダニのエサは、他のダニ。その元となる人のフケやアカなどを取り除くことが、何よりも大切です。
原因を断ち切れば自然といなくなるのが基本の仕組み。だからこそ、まずは徹底的な掃除が重要なんです!
とはいえ、今すでにいるダニはどんどん増えていくので、増殖を防ぐ対策もあわせて行う必要があります。
1・コインランドリーでダニ対策!
まず私がやったのは、洗えるマットなどを洗濯機で洗ってから、コインランドリーの乾燥機へGO! ダニは洗っただけでは死にません。水+熱のダブル攻撃が効果的なんです!
ダニは50度以上の高温が20分以上が続くと成虫は死滅すると言われています。
コインランドリーの乾燥機は低温設定でも50度以上あることが多いですが、機種によって差があるので中温設定ならより確実です。
2・掃除機をかける
洗えない布製ソファーや布団はひたすら掃除機をかける!
地道な方法ですが、ダニのエサとなるフケやアカを取り除くことでしっかり効果を発揮します。 さらに、ダニは湿度の高い場所が大好きなので、布団乾燥機を使うのもおすすめです!
(PR)
|
|
3・ダニ取りシート
ソファーの隙間、布団、マットの下などにダニ取りシートを置いてみました。
(PR)
|
どれが効果があったのか分かりませんが私は上記の3点で今のところ刺されなくなりました。ダニの繁殖条件は温度が20℃〜30℃、湿度が60〜80%なので除湿器で湿度を下げるのも有効です。洗えないソファーなどはリンサークリーナーを使うとさっぱりするかもしれません。
(PR)
|
トコジラミ(南京虫)
調べを進めていくうちに、「トコジラミ」という存在にたどり着きました。 通称“南京虫”と呼ばれ、カメムシの仲間ですが、なんと人の血を吸うんです。
トコジラミは、外から持ち込まれることが主な原因。 たとえば、海外旅行先でバッグに潜んでいたものが、帰宅後に家の中に入り込む…というケース。 最近では、インバウンドの影響で、海外からの観光客が日本のホテルなどに持ち込むことも多いようです。 そのため、国内のホテルに宿泊する際も注意が必要です。 トコジラミは目視できるサイズなので、旅行から帰ってきたらバッグの中をしっかりチェックしましょう。
さらに最近では、殺虫剤が効かない「スーパーナンキンムシ」なるものまで登場しているそうです…。
もし明らかにトコジラミによる被害がひどい場合は、迷わず駆除業者に相談するのが安心です。
結論:2つの刺し痕はダニか?
肝心の「2つの刺し痕はダニなのか?」という疑問の答えは…。 我が家の状況を踏まえると、ツメダニが有力候補というのが結論です。
ツメダニが普段刺しているヒョウダニなどは柔らかいのですが、人間の皮膚は意外と固くて、簡単には刺せないはず。 もしかすると、1度刺して「ん?違った?」と感じて、もう1度刺し直す…そんな行動をしているのかもしれません。
だからこそ、刺し痕が1つでも2つでも3つでも、ダニの可能性は十分にあると思います。
まとめ
なんだか納得できるような、できないような結論になりましたが…。 とにかく、ダニに刺されないためには掃除が一番!ということですね。 湿度が高いとダニが繁殖しやすくなるので、湿度の高い季節には除湿器を活用するのもおすすめです。
追記
こんなアイテムを見つけました! 最近は我が家でダニに悩まされることがないのでまだ試していませんが、その名も「ダニを通さないシーツ」。 敷布団も掛布団も、このシーツとカバーでしっかり覆えば、ダニが通れない構造になっているので、被害を防げるはずです。 毎晩ダニに刺されて眠れない…そんな方は、安眠のためにもぜひチェックしてみてください。
(PR)
|